新緑・薫風・若葉、五月雨などなど、5月の季語は、どれも自然の優しさと恵みの豊かさを感じさせてれます。そんな季節に背を向けるように、無免許・居眠り運転による殺傷事件が相次いでいます。民族大移動と言われるこの連休、事故のないことを祈らずにはいられません。
子どもの虐待事件も後を絶ちません。2010年に全国の児童相談所に寄せられた虐待の相談件数は5万5千件に及び、昨年は39人が虐待で亡くなっているとか。事件が報道されるたびに、深い怒りを覚えます。しかし、体にできた痣や傷は虐待なのかケガなのか、その判断は容易ではありません。
その判断を支援する凄い奴が現れました。産業技術総合研究所が開発したパソコンソフトです。傷の種類や部位を入力すると、不慮の事故か人為によるものかを数字で示すもので、保育所や児童相談所などで導入され始めています。
自覚症状のない早期ガンを嗅ぎ分ける犬が現れたとか。ラブラドールレトリーバーという10歳の雌犬だそうで、子宮ガンなどの患者の尿からほぼ確実に嗅ぎわけたことを、日本医科大学千葉北総病院の研究グループが判別試験で確認したと言います。
パソコンや犬が人智を超えた存在になったかと複雑な気がしないでもない…そんな感慨を抱いた朗報ではありました。


