日仏保恒例行事「インド菩提樹学園訪問と仏跡参拝」の日程が以下のように決まりました。
従来よりも旅程を短く切り上げ、忙しい方にも参加しやすいスケジュールにしました。
また、新しい見所も加えました。皆様の参加をお待ちいたしております。
| 日付 | 曜 | 都市名 | 時間 | 交通 | 摘要 |
| 1 | 1月 26日 | 月 | 東京成田 発 バンコク 着 | 10:00 14:30 | TG643 | 東京成田国際空港に集合後、タイ国際航空でバンコクへ出発。 着後、時間があればバンコク市内を小観光(予定)をしてホテルへ 夕食は市内レストランにて
バンコク泊 |
| 2 | 27日 | 火 | バンコク 発 ガ ヤ 着 ブダガヤ | 12:10 14:00 | TG8820 | バンコクより航空機でインド・ビハール州ガヤへ出発。 小休憩後、ブダガヤ参拝(大塔、マーハーボディ寺、金剛宝座、尼蓮禅河、スジャータ村等へご案内します。) 夕刻、日本寺にて打ち合わせ会(予定)
ブダガヤ泊 |
| 3 | 28日 | 水 | ブダガヤ | | 午前
午後 | 【菩提樹学園】訪問 関係行事等(予定) ラジギールへ、ナーランダ大学跡、霊鷲山、竹林精舎、ビンビサーラ王幽閉跡等を参詣します。 夕刻ブダガヤへ戻ります。
ブダガヤ泊 |
| 4 | 29日 | 木 | ブダガヤ 発 ケサリア パトナ 着 | | バス | 朝食後バスで、世界最大と言われるストゥーバーが発見された〔ケサリア〕の仏塔を訪問します。 夕刻、パトナへ
パトナ泊 |
| 5 | 30日 | 金 | パトナ 発 コルカタ 着 | 11:25 12:25 | S26352 | 航空機でコルカタへ 午後、コルカタ市内観光(ヴィクトリア記念館、インド博物館、マザーハウス等)
コルカタ泊(仮泊になります) |
| 6 | 31日 | 土 | コルカタ 発 バンコク 着 バンコク 発 東京成田 着 | 01:55 05:50 07:35 15:45 | TG314
TG676 | 早朝、バンコク経由帰国の途へ バンコク空港で航空機を乗り換えて帰国の途へ
東京成田空港着後解散します。 |
| ※〔ケサリヤ〕2001年に発表された仏跡で、現在高さ32mですが元々は46mの高さの世界一大きなストゥパーと考えられており、ビハール州都から北西約200km、ネパールとの国境近くに位置しております。 |
樫井ともゑ先生が菩提樹学園に赴任されたのは1997年の秋でした。その前年秋に一度渡印され、菩提樹学園をご覧になって「ああ、これはいけない」と思ったと、後で伺いました。その思いが翌98年から10年余に及ぶ粉骨砕身のご指導いただく原動力だったと伺っています。
先生は着任早々、菩提樹学園の卒園生の状況と小学校の様子を調査されました。残念なことに菩提樹学園の評価は低く、また卒園生もほとんど学校に行っていませんでした。そこで先生は現地に合った教育カリキュラムを検討し、教育目標を考え、生活環境を理解しつつ、指導にあたられたのです。
この間の、先生の想像を絶するご苦労を、菩提樹学園の歴史をご存知ない人や、ブッダガヤの子どもたちを取り巻く環境を知らない人に伝えるのは極めて困難なことです。そこで、小生は樫井先生から「5年ごとに菩提樹学園の記念誌を発行していますが、25周年を迎える2004年が次の時期なのでどうしましょう」との相談を受けたとき、迷わずこれまで樫井先生が取り組んでこられたことを一冊の本にまとめてくださいとお願いしました。そして一冊の本が出来上がりました。『菩提樹学園の教育』と題したこの本は、まさに菩提樹学園の宝になりました。
こうした取り組みはインドの菩提樹学園関係者の心にも届いています。ぜひインド国内にもこの菩提樹学園の取り組みを紹介したいとの願いに応えるべく、また樫井先生に無理なお願いをしました。「菩提樹学園30周年記念誌はぜひ英語で出しましょう」と。すると樫井先生とそのご友人の方々のご尽力で『THE EDUCATION OF BODAIJU GAKUEN』という日本語と英語で併記された菩提樹学園の記念誌が出来上がりました。先生のご交友の広さと人を動かす情熱に感服いたしました。
さらに先生とご賛同の皆さまの力で菩提樹学園の卒園生に対する活動―タブラ・ダンス・歌など―が生き生きと動き出したことも菩提樹学園にいただいた大きな財産です。
60歳という若さでしたが人生の終盤をブッダガヤの子どもたちに捧げてくださった先生のことは、記念誌ばかりでなく、きっと菩提樹学園の卒園生が語り継いでいくことでしょう。
ブッダガヤを護ってくれていた現地の人々に恩返しをするという私たちの願いを子どもたちの教育を通して実現してくださった先生の偉業を讃え、あらためて感謝を申し上げます。
(国際仏教興隆協会 教育部長 巖谷勝正)